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 英語入試問題の特徴とその対策


   入試は「落とすためのテスト」

英語の問題であれば、学校のテストや英検などと同じように思えますが、 テストの性質に根本的な違いがあります。

学校・英検のテストは「受からせる」テストです。 勿論、ここでも落ちる人は出ますが、 一定の学力があれば合格させるというテストです。

これに対して、入試は「落とす」テストです。 定員が決まっている以上、 それを越える人数は落とさなくてはなりません。

入試で倍率2倍ならば受かり易いと言われますが、 これは受験者の半数が落ちるということです。 学校の進級試験で半数が落ちれば大問題でしょう。 けれども、実際の入試では高校なら5倍、大学なら10倍程度は普通です。 受験者の大部分は不合格となります。

「受からせる」テストでは、 もし全員が満点なら、全員を合格させれば良いだけで、 全く問題はありません。けれども、「落とす」テストではこのようなことは問題外です。 入試問題には、得点に差が出ること、 そして大部分の受験者には十分な得点をさせないことが要求されます。

このテスト目的の根本的な違いが、 問題の作り方、解き方、そして勉強の仕方全てに影響します。 例えば、知識が不足する場面で感覚的に見当を付けて答えると、 英検では正解になる可能性が高いのに対して、 入試問題では誤りになる可能性が高くなります。 念頭に置いておくべき点です。


   得点差を出すための問題の注意点

  英語問題では英語を使いこなす能力が問われると考える受験生は多く、 通常、受験準備には、語句・表現・文法語法の知識の獲得に多大な時間をかけます。 決して間違いではありませんが、 慶應の場合には、それだけでは合格ラインに達しないことに注意が必要です。 個々の問題を検討すると、推理力を問う場合が多く、 出題者が、単に、「英語の知識・能力が豊富であれば合格」とは考えていないことが分かります。

人数を削るだけであれば、抽選などという方法もある訳ですが、 テストで選別するとなれば、各人の能力の差が明確に出るテストが必要です。 そして、各高校・大学が学生に求める能力の違いが、問題の性質の違いとなって現れます。

高校でも大学でも、慶應の英語長文問題についてよく指摘される点に「空所が多い」ということがあります。 空所補充を要求する長文問題は慶應だけでなく他の入試にも多く見られますが、 他校の場合には殆どが語句・表現の知識で正解が出せる問題になっています。 慶應の場合には、知識は思考の素材に過ぎません。 正解を出すためには内容と文構造面からの論理的推理が要求されます。

これに対処するには、想像力・推理力を使って問題を解くことに普段から慣れておくことが重要ですが、 ここに大きな問題点があります。 内容と文構造面からの論理的推理は、慶應が高校・大学共に20年以上昔から一貫して要求して来た事ですから、 過去問であれば相当に練習できるだけの量がありますが、 知識がそれらを扱えるレベルに達するまでは過去問を使ったトレーニングは出来ません。

中学生・高校生用の問題集は塾教材・市販共に数多くありますが、 受験用以外では、知識で解くタイプの問題しか見られません。 これは大部分の問題集が過去の入試問題に頼って編集されていることが原因です。 そのため、通常、塾・予備校の指導では、低学年は語句・文法の知識の強化に専念し、出来るだけ早く過去問や受験用問題集を扱えるように、進度を競うのが精々だということになります。 けれども、想像力・推理力を使って英語長文を読み込むという練習は、 知識が受験レベルに達しなくても適切な問題さえあれば低学年でも十分に行えますし、 又、長文読解力を養成する上で不可欠なトレーニングでもあります。


   慶應の狙いに対処できるレッスン

  CAT英語オンラインプライベートレッスンでは 毎回、一人一人の現在のレベルに合わせたオリジナルテキストを作成します。 初見でそのテキスト課題を解いた上でのオンライン個人指導との組み合わせですから、 どの学年・レベルからでも、内容と文構造面からの論理的推理のトレーニングが有効に行えます。

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